旧前田家本邸

1929年に旧加賀藩主で前田家第16代当主の利為が建設した邸宅で、洋館と和館から構成されている。洋館の1階は晩餐会など社交の場、2階は家族の生活空間で、内部には大理石のマントルピースや金唐紙の壁紙などが施され、豪華な装飾が見どころ。和館には茶室と回遊式庭園があり、自然と調和した風情を楽しめる。日本の建築技術の粋が集結した本邸は、重要文化財として保存され、訪れる人々に近代建築の魅力を伝えている。