米原市柏原宿歴史館

中山道の宿場町「柏原宿」の文化を保存・活用することを目的に1998年4月に開館した歴史資料館。大正6年に建てられた主屋は国登録有形文化財で、入母屋の屋根造りや大正時代の雰囲気が残る内装も見どころ。展示内容は江戸時代の柏原宿に関する史料を中心に、高札や古文書、将軍が休泊した御茶屋御殿の絵図、問屋場の帳簿、伊吹もぐさの版木などが展示され、広重の「木曾街道六十九次」に描かれた街道文化を今に伝えている。