イベント会場の魅力探索ガイド Vol.12

渋谷STREAM Hall

2018年9月オープン、渋谷ストリームホール完全ガイド

渋谷川が暗渠(あんきょ)から地上に顔をだすエリアに、エンタテイメントとビジネスの新しい流れを生み出す「渋谷ストリームホール」が2018年9月13日オープン。旧東横線跡にそびえたつ「渋谷ストリーム」ホール棟の4フロア、「!」と「i」がクロスするエンタテイメント型多目的ホールが、渋谷駅前の最強ロケーションに誕生。

※4Fエントランスロビー(ロッカー・クローク)、5Fホワイエ、 6Fホール、7F控室。

エリア待望スタンディング700人キャパ

天井高7m、幅14.1m、奥行15.7mのフラットフロア。昇降ステージ(幅12m、奥行5m、高さ0~1.2m)とPAブースを設置するライブイベントでは、フロア後方でも舞台までの距離が近く、一体感につつまれる。渋谷ストリームホールではオールスタンディングから椅子(席幅51cm)を並べたシアター形式、リングを設営したプロレス興行、上映イベント、展示会までレイアウト自在。

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本格ライブに対応した照明・音響・映像設備

渋谷ストリームホールのエンタメ利用は週末を中心に、夜22時まで大音量で音出しOK。400インチスクリーン、照明バトン5、美術バトン2、トラスバトン3、ラインアレイ用スピーカーバトンなど機構も充実。7Fに調整室、関係者席10席を設置。

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モニター付き、白を基調とした清潔感ある控室

出演者の控室は1A・B、2A・Bの2部屋あり、4部屋に分割可能。喫煙ルーム、シャワールーム、WC、給湯所を完備。らせん階段(またはEV)を降りて、いざステージへ!

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物販、展示、立食パーティもおまかせ

バーカウンターと物販スペースのある広々としたホワイエ。6Fホールに誘う4Fエントランスロビーと5Fホワイエ。アイディア次第で、各階で使い分け可能な「遊び」のある空間は、渋谷ストリームホールの大きな魅力。

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コインロッカーもたっぷり用意(小320個、大18個)

4Fエントランスにロッカー兼クローク2部屋と、バー兼クローク受付を完備。料金は小300円、大500円(返却なし)。両替機はないので100円玉を用意しておこう。

ロッカールーム1:小170個、大12個、ロッカールーム2:小150個、大6個

有効内寸(小)幅346×奥行422×高さ290mm(大)幅346×奥行422×高さ505mm

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首都高に面したガラスファサードを彩る、鮮やかなイエローの導線

車のアクセスも便利な渋谷ストリームホールは、1Fにホール専用の荷捌場があり、4tロング車+ワゴン車2台で直接搬入可。専有エレベーターはVIP動線としても利用できる。

渋谷南エリアの玄関口、渋谷川にかかる「稲荷橋」のたもとに誕生した新しいエンタテイメント発信地。そのシンボルカラーに、遠い川の記憶と谷底のまちの歴史をみる。

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所在地:渋谷区渋谷3-21-3 周辺駐車場公式サイト

※このページはライブウォーカーによる企画・取材・編集コンテンツです。当サイトは渋谷ストリームホールおよび東急電鉄、スポンサー等とは関係ありません。また、敷地内の写真は許可を得て撮影しております。画像・文章の無断転載等は禁止いたします。

MUSIC-MDATA編集部(取材日 2018年8月)

魅力探索ガイド一覧(バックナンバー)

渋谷ストリーム
渋谷川沿い(旧東横線の跡地)に2018年9月13日オープンする高層複合施設。東急グループが手がける4つの渋谷再開発プロジェクトのひとつで、パネルファサードが印象的な約180mのビル内にホテルやオフィス、会議室、ショップやレストランなどが入居。
渋谷駅(渋谷区)
東急、JR、東京メトロ、京王の4社・8路線が乗り入れるターミナル駅。109からヒカリエを結ぶ地下通路「渋谷ちかみち」を通れば、改札から目的地にいちばん近い出口まで、雨の日もぬれずにアクセス可能。渋谷ストリームは出口16bに直結。「新南口」は埼京線ホーム移設完了の2020年に閉鎖予定。
渋谷川
渋谷ストリーム再開発にあわせて渋谷川の再生プロジェクトが同時進行。清流復活水を活用した「壁泉」で河川を再生。大階段前から並木橋の先まで約600mの緑の遊歩道と、橋上に屋外イベントスペース(稲荷橋広場、金王橋広場)を整備。