イベント会場の魅力探索ガイド Vol.30
味の素スタジアム
東京が誇るスポーツの聖地、熱狂のアリーナ
味の素スタジアムは、東京都調布市にある国際基準を満たす多目的スタジアム。2001年の竣工以来、JリーグのFC東京や東京ヴェルディのホームグラウンドとして、また、サッカー・ラグビーの国際試合や大規模コンサートの会場として、都市との連携と地域貢献の精神のもと、多くの感動や記憶を刻んできた。
天然芝のピッチ、最先端の設備、そして最大収容人数約4万8千人の規模は、国内外トップクラスのイベントにふさわしい舞台。スポーツだけでなくエンターテインメントの世界でも欠かせない存在となっている。
世界基準のピッチ。プロが躍動するメインスタジアム
国際基準のフィールドと設備、高いユーティリティー性を誇る味の素スタジアム。天然芝ピッチは日本最大級の107m×71m。トラック部分はフットサルコート8面がとれる人工芝フィールドとして持ち味を発揮する。選手たちの最高のパフォーマンスを引き出す環境と、エンターテイメント性を追求した照明や音響、映像装置が、エキサイティングな時間を演出する。
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最前列からスタンド上層まで、見やすさ抜群の快適空間
観客の快適性を最優先に考えたスタジアム設計。全席背もたれ付きの個席で、2層式スタンドの4分の3を屋根が覆い、雨天時の観戦も安心。メインスタンドにはペアシートやバルコニー席付きの特別観覧席もある。また、ラグビーワールドカップ2019、東京2020大会開催に合わせて、車いすスペースを拡張し、磁気ループ席やボックス席が設置された。
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スタジアムで体感。ハイレベルの攻防、伝説のステージ
FC東京や東京ヴェルディのホームグラウンドとしての顔を持つ味の素スタジアム。サッカーJリーグや、ジャパンラグビーリーグワンなどプロスポーツチームの公式戦はもちろん、養生パネルを天然芝上に敷き詰めることで最大2万席が設置できる巨大アリーナ空間が出現。グラウンドは、隣接する調布飛行場の航空制限表面を考慮し、周囲の地平面より低く掘り下げられている。
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エンタメの舞台裏、ドラマと映画のロケ地としても活躍
壮大なスケールと都心に近いロケーションを活かし、多くのドラマや映画のロケ地としても利用されている。特に、VIPルームやメインエントランス、ロッカールーム、廊下などの内部施設、北側・南側の広場など、多様なシーンでの撮影が行われている。
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次世代のスターが芽吹く、2つのフィールドの熱き戦い
味の素スタジアムを中心とする多摩地域最大のスポーツイベントエリアの一翼を担う競技場が「アミノバイタルフィールド」と「AGFフィールド」だ。
最先端の人工芝を採用したアミノバイタルフィールドは、約3,000名収容のスタンド席があり、アメリカンフットボールなどの競技に対応したセカンドフィールド。
2012年に西競技場として開場したAGFフィールドは、400m×8レーンの全天候舗装トラックと天然芝フィールドをもつ日本陸連第3種公認競技場。
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武蔵野の森に建つスタジアムの歴史。アジパンダを見つけよう
味の素スタジアムの歴史は、1974年に関東村が在日米軍から日本に全面返還されたことから始まる。
82年に東京都の長期計画で「武蔵野森総合スポーツ施設の建設」が発表され、多摩東京移管100年記念事業の一つとして建設された。
98年に名称が「東京スタジアム」に正式決定し、2001年3月開場。オープニングマッチはJ1リーグ開幕戦のFC東京vs東京ヴェルディの「東京ダービー」。
2003年3月から味の素株式会社がネーミングライツを取得。
味の素のマスコット「アジパンダ」が各所にデザインされ、屋外イベントスペースは、アジパンダ広場(南側)、あじペン広場(北側)と呼ばれている。
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味の素スタジアム : 東京都調布市西町376-3
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